お問合わせありがとうございます。学びと成長支援事業を担当しております伊東と申します。 大学において自分の好きな学科、テーマを探る深めるということと、自分の人生設計として公務員を志望することに矛盾はまったくありませんよ。 私の恩師が言うには、文学部の方は、深い洞察力を身につけているということでした。昨今の企業、公務員の面接などでは個々人の洞察力と論理展開力が試されているようです。文学部の方が公務員を志望することは公務員の幅を広げるものと考えております。 ただ、昨年末に、人事院が公務員採用方針として院卒業程度のレベルを求める方針を示しましたので、行政職、一般職ともに専門科目の追求が強くなります。中途半端な勉強では太刀打ちできないのですが、要は早い時期から目的意識的に勉強して頂ければ大丈夫です。講座の内容はお任せください。徹底した研究に基づいて計画しますので。 九大生協は、1年生で数的処理、判断推理、憲法、、経済原論をじっくり受講して頂き、2年次に行政法、民法、刑法、労働法、商法を、3年次に全ての科目の再受講を計画して頂くことがベストと考えております。 特に、一年次の数的処理、判断推理は将来、民間を志望する場合にも必ず役に立ちます。憲法、経済原論をお奨めしたのは、九大生の皆さんが、自分の学部以外の専門にも通じた幅広い見識をもって社会に巣立つことにも意義があると考えているからです。
公務員を志望するのであれば、早い時期から取り組みを開始してください。 ただ、公務員という漠然とした目標ではなく、公務員の業務は非常に多岐に渡ります。一般企業を志望する場合でもそうですが、「仕事」に対する主体的な、かつ、幅をもった?まえ方が必要です。 あなた自身の人生、仕事を通じた社会の一員としての?まえが必要です。 数多くの大人と接する機会を自らもち、仕事、社会、人生に対するそれぞれの先達の意見、あり様を吸収されることも大切だと思います。大学が準備されている企画には必ず参加してください。企画対象が3年生を対象にしたものであっても、就職支援室に参加許可を頂き参加されることをお奨めします。内容的には他大学以上と比してもかなり充実したものと思います。 私は、公務員は国家政策を実現し、国家の発展を日常的に支え、将来ビジョンを創る重要な仕事とと考えております。長々とした記述になりましたが、そのような想いで支援に取り組んでおりますので、ご寛容のほどを。
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