食堂に「席取り禁止ゾーン」というものがありますが、これはどういったものなのか教えてください。

食事利用者様
生協の久保と申します。
食堂名が書かれていませんので、伊都キャンパスビッグさんど分としてお答えいたします。
センター地区は、1年生が多いキャンパスで、大きな荷物を持って食事に来られる方が大半です。
そのような中、大きな荷物を持って食事を購入に行くか、ホールに事前に置いて購入に行くかは、意見が分かれるところだと思います。
ただ、食事混雑時間帯に荷物だけが席に置いてあり、食事を購入した方が席に座れず食事ができない状態ですと困りますので、ホールの一部分だけ、荷物等での事前の席取りを遠慮してもらう区域を「席取り禁止区域」としました。ただ、厳密に席取り禁
止の区域がきちんと管理できているわけではございません。声かけや分かり易い表示を心がけ皆さんに御協力いただけるように努力していきたいと思います。

説明不足ですみません。伊都キャンパスビッグさんどについてです。

席取りが許容されている現在の場合だと、例えば、仲間の分の席を確保するために、自分の荷物などを使って４、５人分の席を確保する光景がよく見られます。仲間は後から来ても悠々と席に座ることができるというわけです。これはトレイを持って席が空くのを待つ人にとっては大変不快です。

このようなことをなくすためには、初めから席取りを全面禁止にする他ありません。ただし、大きな荷物をもっている人たちを考慮し、一時的に荷物を置くスペースを確保するようにすればよいと思います。

食堂利用者様
生協の専務理事の巣内と申します。
2009年にオープン以来、大学にも増席をしていただき、混雑緩和対策を進めてきました。しかし、幸いなことでもありますが、対策を打つことにより、利用も増加し続けています。「席取り」に関しては、学部キャンパス（医系食堂など）では、結構呼びかけなどでうまくいっています。「食堂利用者様」の指摘はもっともことと思います。大学生協の運営する食堂は、大半の1年生にとって初めての経験であること、混雑による席の不足感の２つが、本質的な問題と考えています。現在の対策としては、比較的席にゆとりのある、ビッグダイニングのメニュー構成を変えていく対策を始めています。席数では、1階が５４０席、地階が６４５席ですが、昼のピークの利用人数は、１階（テイクアウトやブレッド＆カフェを除く）の方が２００人位多い実績となっています。また、増席余力も地階の方が有ります。やはり、立地もありますが、本質的には、提供している食事のラインが１階に比べ少ないことにより、メニューが少ないイメージが定着していると考えています。今週からスパゲティの提供を開始しました。他にも現場に提供方法やメニューの改善を具体的に指示しています。
　６月の生協理事会の場で、混雑問題で、伊都コンビニ店、芸工店、そしてビッグさんどを論議しています。ビッグさんどを除く２店舗は、秋学期向けの対策を準備しています。
　ビッグさんどは、秋学期はキャンパス人口が減少しますので、今まさに混雑緩和対策を行わないと、１年先送りとなってしまします。明日も、伊都キャンパスの正規職員会議がありますので、メニュー改善の点検を行い、地階の食堂としても魅力を高め、全体としての混雑緩和を進めていきます。もちろんメニュー改善は出食スピードレジのチェックアウトスピードの改善も含んでいます。
　それらの執行を総括し、大学へも席数の増加対策を要望していく所存です。
　全学教育の学生数は、学部進学に伴い、半減しますが、この２年間も前期学期の７０％程度の利用は有りますので、前期学期も、もっと利用を希望する学生が多いことも自覚し、改善を図っていきます。地階は２００９年、当初はかなりの席取り減少がありましたが、１階を含めた全体の席数もあってか、目立つ状態ではないこともあり、少し長くなりましたが現在生協が考えている対策報告し、回答といたします。